春場所を振り返って

白鵬全勝でV…朝青龍は別人のような“負けっぷり”

3月30日 夕刊フジ

 闘志なき者は黙って去れ−。これがプロの世界の非情の掟だ。

 波乱があることで定評のある春場所だが、今年は平穏。横綱白鵬が千秋楽を待たず、14日目に2場所ぶり、10度目の優勝を決め、千秋楽には3度目となる全勝で花を添えた。「先場所、優勝決定戦で負けた悔しさも含めてがんばりました」と会心の笑みを浮かべた。

 対照的だったのが、もう1人の横綱で、先場所の覇者の朝青龍。9日目までは白鵬と全勝で並走し、連覇に意欲を見せていたが、10日目に日馬富士の立ち合い、右に変化するという注文にまんまとはまってしまい、これをきっかけに失速。宿敵白鵬の14日目の優勝決定の影の演出家になってしまった。

 とりわけ気になったのは、その負けっぷり。12日目の琴光喜戦、14日目の琴欧洲戦、さらに千秋楽の白鵬戦と、どれもまるで戦闘意欲を失ったように最後は天井を仰ぎ、自分から力を抜いて土俵を割っている。

 これまで負ければ、わめき散らしたり、傍にあるものを蹴とばしたり、とても危なくて近寄れなかったものだが、今場所は反省の弁を口にするなど、まるで別人。白鵬の全勝を阻止できなかったこの日も「止める気で行ったんだけど、左のおっつけが全然利かない。(白鵬は)強いわ。左ひじは張りがあるので、曲がらないし、痛みもあるし、握力も落ちている。これから治療するし、巡業にも出るけど、無理はできない」と不振の言い訳に終始し、何度も大きなため息をついた。

 これでは、まるで牙を抜かれた虎か、狼。30日には両国国技館で恒例の横綱審議委員会が開かれるが、「対抗馬がこんな状態では、来場所以降も白鵬の独走になる」と厳しいお小言が飛び出すのは間違いない。

 朝青龍の失速の原因の左ひじの痛みは、もう中途半端な治療では完治しないといわれており、早急な回復はとても無理。果たして朝青龍は初場所のように復活できるのか。来月5日から始まる春巡業での稽古ぶりを含め、場所後はまた、主役の座を奪い返しそうだ。

今場所なんかもう一つだったのは、横綱ではない。

大関陣だ。

全然ピリッとしていない

勝ち越しが目標では困るのだ

横綱を投げるような大関がいないと困るのだ

3役もそう。大関ばかりではなく、関脇も小結もピリッとしていない。

カド番5回で関脇降格、引退勧告…横審から異例改革案

3月31日 スポーツ報知

 大相撲の横綱審議委員会が30日、両国国技館で開かれ、春場所で2勝13敗と歴代大関で史上最低の成績を残し、夏場所(5月10日初日・両国国技館)を史上ワーストの13度目のカド番で迎える千代大海(32)=九重=に関連し、一部の委員がカド番制度の改革を提案した。横審で番付制度の改革が話題になるのは極めて異例のこと。ふがいない大関陣へ、角界のご意見番からついにメスが入った。

 情けない大関陣へ横審が立ち上がった。午後5時30分からの委員会。大関史上最低の2勝13敗で、来場所を13度目のカド番で迎える千代大海への苦言が続出。カド番制度の改革案を武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)へ突きつける異例の展開となった。

 場所中から制度改革を掲げていた澤村田之助委員は「5回以上カド番なら一つ格を下げるとか、引退を勧告する考えがあっていい」と断言。石橋義夫委員も「カド番が多すぎる。大関の品格の問題だ。何か考えないといけない時期だ」と憤慨負け越してもカド番制度に救われ、地位を維持する現状にメスを入れる意向を示した。これに対し武蔵川理事長は「みんな投げやりでやっているわけではありません」と即答を避けたが、鶴田卓彦委員長は「協会が各親方へゲキを飛ばしけいこを厳しくやってもらいたい」と現状打破を強く要請した。

 横審は本来、横綱昇進の諮問機関。各場所の千秋楽翌日に定例の委員会を開き、横綱の成績、活躍を話し合うことが主になる。今回のように番付制度の改革まで踏み込んだ議論が行われるのは極めて異例だ。裏を返せばそれだけ毎場所のように負け越す大関陣のふがいなさが目に余るということ。千代大海の師匠・九重親方(元横綱・千代の富士)は「けいこをして頑張ってもらうしかない」と答えたが、当の大関陣はこうした意見をどうとらえているのか。来場所も体たらくが続けば改革へ待ったなしだ。

ま、みんな頑張っているのは当然でしょう。

ただクラブ活動で、ただ頑張っていますでは通用しないでしょう。

大枚叩いてみるお客さん、国技として伝統と格式に裏打ちされ、世界で知れ渡っている大相撲。

上位陣がしゃんとしないで下位が気張れるか?

厳し過ぎる法は人をダメにするから好ましくないが、若干のペナルティは必要かも知れないですね

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